サ高住は、要介護の認定を受けた方でも入居できる施設。ただ要介護度により日常生活の介助や身の回りのサポートの度合いが異なります。
ここでは、サ高住に入居するポイントについて要介護度別に解説します。
サ高住は要介護者でも入居可能な住宅であり、自立している方や要支援者よりも要介護1〜2の利用者が多い傾向にあります。
要介護度が軽度な方から重度な方まで、入居するうえで重要なポイントを詳しく見ていきましょう。
要介護1や2の方は、日常生活において一部の介助を必要としても、一人で暮らせる状態の方が多いことが特徴です。
要介護2は、食事や家事に多少の介助が必要になりますが、生活支援のサービスを利用して生活できるでしょう。ただし、入居してから数年後に要介護度が上がってしまった場合、施設が提供するサービス内容に合わないケースもあります。入居時は、将来を見据えて施設を選ぶことが大切です。
要介護3の方は、医療や介護サービスが手厚く提供してもらえるサ高住に入居することで、一人でも生活できる状態です。
食事や家事、排泄、入浴などにおいて介助が必要になりますが、しっかりと支援体制が整っている施設であれば、安心して暮らせるでしょう。介護施設が併設されている、医療機関と24時間の協力体制が整っている施設を選ぶことがおすすめです。
要介護4や5の方は、日常生活において常時付き添って介護を必要としている状態です。車椅子の移動や寝たきりなどの方が多く、手厚い介護サービスが受けられる施設を選ぶことをおすすめします。
しかし、介護度が重度の場合は受け入れができない施設でも、利益を上げることを目的に受け入れているケースがあるので注意が必要です。入所後に適切なケアを受けられるよう、要介護度が高い方向けに介護サービスを提供している施設を選びましょう。
東京では、軽度から重度の要介護者を受け入れている施設が多くあります。その中から利用者の状態に適したサービスを提供してもらえる施設を選ぶためには、立地や費用、サービス内容などをチェックすることが大切です。
要支援者・要介護者にも対応している介護型のサ高住を探しましょう。
Point
入居後の住み替えを予定していない限り、長く住み続けられる介護型を選ぶのが良いでしょう。
加えて、健康状態の変化による退去や万が一を防ぐために、①介護施設併設で要介護5まで受け入れ可、②24時間駆け付け体制ありも必須条件に含みましょう。
次は親にとって暮らしやすい施設を選んであげましょう。
サ高住の特徴はさまざまなので、利用料やサービス内容、医療体制といったその他の条件については、親の現在の状態によって優先度が変わります。

早くに住み始める=比較的長く住むことになるため、要介護度が上がるにつれて必要なサービスを付けていくのがお得。
食事や介護などのサービスがオプションとなっていて、賃料・共益費と基本サービス費(安否確認・生活相談)のみで住めるサ高住を選ぶのがおすすめです。
介護度が上がるにつれ、身体の自由が利かなくなってくるもの。介護を受けながら生き生きと暮らすには、施設がいかに楽しみを提供してくれるかが大切です。
日々の楽しみにつながるさまざまなサービスや設備が用意されているサ高住を選びましょう。
この場合介護付き有料老人ホームも選択肢に入りますが、こちらはサ高住より居室が狭く、生活も管理されることになります。
看取りまで対応のサ高住なら、必要なケアを受けつつ、比較的マイペースに過ごさせてあげることができます。