合わないサ高住に住み続けることも、転居あるいは退去も、本人と家族の負担になります。サ高住は介護が必要になっても住み続けられるからこそ、施設選びが肝心です。
ここでは、サ高住選びで後悔しないために見るべきポイントと、それを満たしたおすすめのサ高住を紹介しています。
全国的にサ高住入居者へ向けて行ったアンケート(2017年)で、入居して「期待外れだった」と感じるポイント上位3点は下記でした。
サ高住の特色はさまざま。特に食事内容は各施設で大きな差があります。献立がローテーションになっているサ高住がある一方で、栄養士やシェフが監修してくれるところも。
また友達や家族とかかわりを持ちながら生きてゆくサポートとして、レクリエーションや設備を充実させているサ高住もあります。
入居前は費用やエリアに気を取られがちですが、長く住まうことを考えると、毎日の食事やサービス内容も重視するべきポイントと言えるでしょう。
※参照元:サービス付き高齢者向け住宅協会アンケート【pdf】(https://kosenchin.jp/kosenchinDefault/2_2017_08_01/0808.pdf)
入居者1人ひとりの希望に寄り添い、サービスを企画・提供しているサ高住「ガーデンテラス」を紹介します。
手の込んだ食事メニューや夢中になれるレクリエーションは、入居者の生きがいのひとつになっているそう。
実際に入居してみて感じた施設の良さや、どんな暮らしができるのかを知るべく、今回、ガーデンテラスの入居者とスタッフにお話を聞きました。
ホテルシェフ監修の美味しい食事

有名ホテルの総料理長監修のもと、管理栄養士が献立を作っています。
季節やお祝いにちなんだメニュー、旬の食材を取り入れたおかずは日々の楽しみに。
介護・看護状態に合わせて、ミキサー食やアレルギー食にも対応し、入居者皆が待ち遠しく思える食事を届けています。
思わず笑顔がこぼれるレクリエーション

入居前の暮らしや趣味、やってみたいことを入居者に聞き、レク・イベントを企画しています。
季節ごとのイベントや、介護士が帯同しての旅行など、その内容はさまざま。
1人ひとりが笑顔で、メリハリのある毎日を過ごせる施設です。
グループホームからガーデンテラスへ住み替えたという入居者、スズキさん(87歳)にインタビュー。
施設を変えるのは、大変な労力。どうして住み替えを選んだのか、ガーデンテラスでの暮らしをどう感じているかなど詳しく伺いました。

グループホームでは、10人で共同生活をしていました。歩けるのは私ともう1人の方だけなので、家事も全てスタッフがやってくださるし、自分でできることも介助が入るような状態でした。
部屋にいる時間は増えるのに、やることはなく、退屈するばかり。仕方がないと思うものの、介護度の高い方に合わせる日々がとてもストレスだったので、転居を決めたんです。
_前の施設と比べて、ガーデンテラスでの暮らしはいかがですか?
自由に過ごせるのがいいですね。できることは自分でやらせてもらえるし、できなくなってきたことは私に合わせてサポートしてくれるんです。
夕食をとってからヘルパーさんが来てくれるまで時間があるので、掃除と洗濯は自分で済ませるようにしています。腰が痛い時もありますが、自分なりに休憩を入れてね。「元気なうちは」と思ってやっておりますよ。
_できなくなってきたことへのサポートについても聞かせてください。

外出した先のエレベーターが壊れていて階段を使ったら、大変苦労したんですよ。
「弱っていると自覚してショックだった」とスタッフさんにお話してみたら、デイサービスの時に、皆さんとは別で階段の上り下りを練習させてくださいました。
ちょっとした相談にもそうやって対応してくれることが有難かったです。
_ガーデンテラスでの暮らしを気に入られているんですね。
はい!ここは食事もとても美味しいですね。私、ここへ来て5キロも太ってしまったんですよ。服のサイズはMからLになりました(笑)
特に麺類と唐揚げ、お肉料理が好きですね。美味しくてつい、食べてしまいます。
あとは何よりスタッフの方がいいです。本当に細かい部分まで見て、親身になってくださって。行き届いていると感じます。

住んでいる人たちの仲も良く、みんなで食堂から景色を眺めるのも好きですね。春は砧公園の桜が見事だと聞きました。
私はまだ見たことがないので、もう少しだなあと、毎日春が来るのを楽しみにしています。
奥様の病気をきっかけにガーデンテラスへ入居したミウラさん(90歳)。暮らし始めてから、日々が驚きと楽しみの連続だと言います。
ガーデンテラスでの暮らしぶりをたっぷり伺いました。

1年ちょっと前かな。家内に重篤な病気があるとわかって、同時に認知症や排泄の問題が出てきました。
介護しようにも、僕も90歳。老老介護っていうのは大変でね。ここらで専門的な施設にお世話になろうと決めたんです。
でも家内は「1人じゃ絶対行かない」と言う。元気な僕と家内が一緒に入れるところということで、ケアマネさんにここを紹介してもらいました。
_ガーデンテラスで気に入っているところはどこですか?

僕は昔建築の仕事をしていたからわかるけれど、ここはインテリアやデザインがとてもいいね。耐震性もしっかりしている。
すぐ気に入って入居を決めたから他の施設はよくわからないけれど、訪ねてきてくれる親戚や知人はみんな「ホテルみたいね、ここに住めるのいいね」なんて言いますよ。
_どのように過ごしているか教えてください。
スーパーや100円ショップで日用品を買ったり、ドトールでコーヒーを飲んだり。NHKの施設に行って、ビデオの録画を観ることもあります。
すぐそこの公園や美術館にもよく行きますよ。春は桜が綺麗で、秋になるとイチョウも見事です。
_デイサービスも利用されていると聞きました。
要介護1だから参加できないだろうと思っていたんだけど、スタッフの人に相談してみたら介護点数を計算してくれて、入浴回数を週に3回から2回へ減らしたら参加できることがわかった。
やってみたら「こりゃ入ってよかったな」と思いました。考えてみれば、現役の頃はお歌なんて歌ったこともなければ、工作をしたこともなかったんですよね。
真面目に発声練習をすると声が出るようになるし、作品を撮って娘に送ると「お父さんこんな才能あったの?」なんて言われてさ。
「才能あったってやらないだけだよ」って言ったよ。昔は家族の生活費を稼ぐのに必死でしたから(笑)

_新しいことに挑戦できるのは楽しいですか?
自分が驚くくらい楽しいね、夢中になっているもの。できるならもっとやりたい。
みんなもそうじゃないかな。見ているとみんな楽しみに来ているのがわかるから。
やっぱりなにもしないで部屋にいるのは苦痛なんだと思います。
それに、普通デイサービスは外に行くんでしょう?ここはこの中でやってくれるから、移動で疲れることがないのもいいね。
_デイサービスを通じて、他の入居者さんとも仲良く過ごされているのだとか。
おかげさまで、スタッフの人とも、入居している人たちとも仲良くしてもらっています。
ロビーで女子会やっていると顔出してみたり、最近は違う階にも仲間ができたからそっちでもつかまっちゃったりしてね。コミュニケーションがある環境は、とてもいい。
まさか高齢者向けの施設でこんなふうに住めるなんて、想像もしていなかった。家内の付き添いのように入居したけれど、今はここでの暮らしがとても気に入っています。
親を施設に送り出すとは、親子にとって大きなこと。スタッフの人柄が見える施設を選びたいですよね。
ここでは、介護の現場から人材育成まで携わるガーデンテラスのスタッフ・鎌田さんにインタビュー。
ガーデンテラスのサービスが、どのような考えや思いに基づいて提供されているのか。鎌田さんが考える介護の本質など、詳しく聞きました。

鎌田えりか
2015年にシマダグループ(ガーデンテラスの運営会社)へ入社。介護現場から人材育成や営業活動まで幅広く携わってきた経歴を持つ。
「一方的にサービスを“与える”のではなく、1人ひとりの生きる力を“引き出す”介護を」という考えに基づき、日々サービス品質向上に努めている。
_おもてなし精神に溢れた施設という印象を受けました。
ありがとうございます。でも実は、そこは本質ではないと考えています。私たちが大切にしているのは、入居者さんが持つ力を活かせる環境か、引き出すような関わり方をできているかということです。
スズキさんやミウラさんが話してくださったように、介護度がついてもできることはたくさんあります。
それなのに介護度がついた途端、日常生活を送るだけで褒められたり、介助が入ったりするようになる。「要介護だから」「90歳だから」と、既成概念に囚われているのは本人以外の人たちで、この思い込みが入居者さまの豊かさを奪ってしまっているのだと思うのです。
_豊かさとは何でしょうか。
これまで生きてこられたのと同じように、感情の起伏がある生活を送れることだと思います。
若い人だって、ホテルのスイートルームで一生不便せず暮らせることになったとして、それが幸せではないじゃないですか。
空いている時間を見つけて家事をする、夜中物思いにふける。一方で明日の朝食を楽しみにしたり、出かけた先で新しい人と出会って刺激を受けたりする。
やらなくてはいけないことやちょっとしたストレス、自分が持てる社会的役割なども感じながら、自発的に判断や行動をしていく中に、楽しみもある。これこそ人間としての豊さだと思うんですよね。
24時間充たしてあげようなんていうのは、施設側のエゴだと思ってしまいます。
_サービスがすべてではないのですね。

サービスはあくまで、入居者さんが持つ可能性を発揮するためのきっかけにすぎません。
今まで入居者さんが当たり前にできていたことは当たり前にできる環境を整えて、介護度がついたことでできなくなってしまったところは支える。あとは制限しないというのが私たちの考えです。
必然的に「入居者さんにとって何が必要なのか、大事なのか」を突き詰めて考えることになるので、サービスや環境に喜んでいただけているのかもしれません。
【入居者を支えるサービス】
介護士資格を持つ美容師による「ひばりサロン」

新型コロナウイルス流行の影響で、おしゃれが楽しみだった方が美容室へ行けなくなってしまったことから、介護士資格を持つ美容師を雇用。
高齢者用の高さでオーダーした鏡やシャンプー台などを用い、施設内に美容室を開設した。1ヶ月に一度、カットサービスを利用できる。
_入居者にとって大事なことが何か知るために、どのようにしていますか?
3ヶ月に1回、全入居者さん対象にアンケートを実施して、サービス改善に役立てています。
ただそれ以上に、日々入居者さんと対話することが重要ですね。生活環境も個性も違うので、入居者さん1人ひとりがどのように生きてきて、何を楽しい・不便と感じているのかを知ること。そこにこそ、本当に求められていることがあると思います。
介護は人が提供するサービスですから、スタッフがどこまで入居者さんを知ろう、力になろうとできるかにかかっています。そういうスタッフがいれば、サービスはもっと良くなって、入居者さんの笑顔も増えるでしょう。
_スズキさんミウラさんのお話からも、きっとそれが本質なのだと納得できます。

有り難いですね。
入居者さんが人生をかけて築かれてきた社会性や人間力を発揮できるようサポートすることこそ、入居者さんの笑顔を増やすと信じて。一方的にサービスを与えるのではなく、1人ひとりの生きる力を引き出せる介護を、これからも追求してまいります。
入居者を「高齢者」と一括りにせず、個人に寄り添ってくれるガーデンテラス。入居者の暮らしぶりやスタッフの話から、その居心地の良さや豊かさを知ることができました。まさに、60歳を迎えた方が「第二の我が家」とするにふさわしい住宅と言えるでしょう。
ガーデンテラスは都内に4施設あります。気になるエリアの物件をチェックしてみてください。
| 所在地 | 東京都渋谷区代々木3-22-7新宿文化クイントビル14F |
|---|---|
| アクセス | 小田急線「祖師ケ谷大蔵」駅より徒歩22分 東急電鉄田園都市線「用賀」駅より徒歩24分 |
| 電話番号 | 03-5727-8560 |
| 所在地 | 東京都世田谷区北烏山2-2-19 |
|---|---|
| アクセス | 京王井の頭線 「富士見ヶ丘」より徒歩12分 京王井の頭線 「久我山」駅より徒歩14分 京王線 「千歳烏山」駅より徒歩22分 |
| 電話番号 | 03-6279-6684 |
| 所在地 | 東京都三鷹市北野4-8-40 |
|---|---|
| アクセス | 京王線 「仙川」駅より徒歩18分 京王線 「千歳烏山」駅より徒歩23分 |
| 電話番号 | 03-6279-6180 |
| 所在地 | 東京都北区桐ヶ丘2-11-28 |
|---|---|
| アクセス | 京浜東北線 「赤羽」駅より徒歩15分 埼京線 「北赤羽」駅より徒歩5分 東京メトロ南北線 「赤羽岩淵」駅A2出入口より徒歩15分 |
| 電話番号 | 03-6454-3860 |